長文(主にアニメ)

冬アニメ総括

開幕前は「まあ、最悪ファムと未来日記で繋げばいいだろう」と思っていた。まさかファムがあんなことになるなんて・・・。突然GONZO病の発症、失速、と後半はほとんど良いところが無かった。主力を期待された未来日記も中盤以降はやや失速気味。終盤はなんとか持ち直したといったところか。あとは、ギルティクラウンという素敵アニメもやってたみたい。
というわけで冬の新作たちであります。S〜E
B以上は見る価値ありと思われ。

ブラック★ロックシューター」評価D

まりー枠。中盤の黒い脚本が面白かったが、個人的な見所はそこだけだった。

あの夏で待ってる」評価B

佳作。バランスよくまとまっていたが、突き抜けた面白さを出せなかったのでこの評価。いや、贅沢な悩みなのはわかっているんだけど。OP曲は神曲だが、あまり話題にならなかったみたい。

輪廻のラグランジェ」評価D

ちょいとギルクラ病かなあ。どこを目指して走っているのか良く分らなかった。主人公の戦う理由にいまいち共感できないのが理由だろうか。OP曲はGood。

「Another」未視聴

冬で一番面白いとの噂。再放送なうなのでそっちでフォローする予定。

戦姫絶唱シンフォギア」評価D

なんか、ダメだった。こっちは主人公の戦う理由に説得力があるはずなんだけど・・・。演出が上手くないということかなあ。

モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」途中評価A

一部演出が惜しかったものの、近年まれに見る丁寧な描写と脚本で高評価。今時SFでエアロックの空気抜く描写とかしないよ、マジで。直接的な設定説明に時間かけずに、細かい演出を時間かけて積み重ねることで状況を説明し、設定を理解させる演出は見事。速すぎず遅すぎない脚本の展開も非常に良い。今後も期待したいところ。

夏目友人帳 肆(し)」途中評価C

何かがおかしい。1,2期は面白かったはずなのに、これは面白さ感じてない。なぜ?ただのマンネリかも。

アクエリオンEVOL」途中評価C

まりー枠。「輪廻のラグランジェ」より面白くって、「あの夏で待ってる」よりは宜しくないということでこの評価。今後も化けないだろうし。

テルマエ・ロマエ」評価C

まあ、ネタとしては見ても良い。全3話だし。

喰霊-零-」評価S

再放送があったので見直した。あたらめて見ても非常に面白い。演出が良いからだろうか。キャラの見せ方とか物語の構成も素晴らしい。序盤のアクションから過去にさかのぼり、日常編〜対決編〜原作1話とつながる見せ方は神。日常と非日常の落差と混ぜ方も良いところだ。ラストも含めて原作付きアニメの到達したひとつの完成形だろう。

gdgd妖精s」評価S

なんか和む。やってることはただのコントとも言えるが、それを声優のキャラと低予算CGで押し切ってしまった勇気には恐れ入る。これからのアニメが目指すべきひとつの形を提示したという意味での高評価。

Last Exile -銀翼のファム-」評価C

10話くらいまでは結構良かった。強引な展開をキャラの魅力で押し切るというパターンが結構はまり楽しめた。しかし、本格的な戦闘が始まってからGONZO病を発症し、後半は残念な展開に。風呂敷を広げすぎて失敗した感がありあり。もっと割り切って、大規模戦闘は断片的な描写にして、主人公周りだけ丁寧にやるというシムーン作戦が良かったのではないかと思われる。

未来日記」評価B

序盤から中盤の日記バトルはわかりやすく、楽しめる。しかし、中盤以降失速気味なのと、終盤の種明かし編が個人的にいまいちだったのでそこは評価を下げるところ。まあ、原作的にしょうがないのかもしれないけど。そう考えると、シュタインズゲートの終盤の盛り上りなんかは特筆すべきなんだろうなあ。

ギルティクラウン」評価C

良い作画、良い音楽、良いキャラデザ、どうしようもない脚本、とピーキーなアニメ。脚本のダメさ加減はいまさら語るべきではないけど、ここまでダメだとむしろ気になってしまう不思議。着地点がまったく予想できない破綻した物語の展開を、わくわくしながら眺めるのが正しい視聴法と推測した。

春アニメ雑感

宇宙兄弟」期待度A

いやー、これはかなり面白くなりそう。宇宙飛行士をめざす話なんだが、成長ものとして必要な要素をきちんと詰め込んでるかなあと。ただ、展開が結構速いので全48話という噂は本当なのかなあ。どうなるんだろう。

「ルパン 不二子」期待度B

まりー枠。ルパンにまりーで大丈夫なのか?と心配したが、重視するのが心理描写っぽいのでまりーで正解だろう。評判も意外と良いみたいだ。

夏色キセキ」期待度D

これはアカン。こういう話なら重要なのは心理描写とそれに伴う演出になるのだけど、そこを完全に失敗している気がする。つまり構成をまりーがやらなかったのが敗因なのだ。ただ、そうなると花咲くいろはになっちゃうんだけど。あと、キセキが実際に起こるのがよろしくない。キセキは実際に起こらずに、ちょっと不思議な体験だけするみたいな話だと思っていたのに。

坂道のアポロン」期待度S

各所でノイタミナらしいと評判の一品。正統派青春物として期待できる。いわゆるオタク向けアニメはノイタミナでやってほしくないのでそういう意味でもうれしい。BRSとギルティクラウンからの落差は確かにすさまじいが。

つり球」期待度C

ハイセンスすぎてついていけなさそう。それなりに面白いだろうという予想はできるが、人を選ぶのは確か。

Fate/Zero」期待度C

あおき演出がさえてない気がするんだよなあ。だからいまいち面白く感じられないのかも。キリツグの外道さを楽しむのには良いけど。

アクセルワールド」期待度C

可も無く不可も無くなのでどうしたらいいか思案中。さっくり切ってしまうのも手か。

黄昏乙女×アムネジア」期待度A

想像とぜんぜん違う話だった。原作とか知らないし。意外とコミカルな展開もあったりしてびっくり。今後はホラー度上がると思うが。とりあえず貴重なキタエリ枠だし夕子さんエロいので良し。

ヨルムンガンド」期待度B

どうしてもブラックラグーンと比べてしまうが、アクション成分やや低めで、知略成分やや多目という印象。とりあえず視聴は継続だ。

AKB0048」期待度C

まりー脚本で群像劇になるという噂を聞いて期待度上昇していた。そして、ファンから黒歴史扱いされるコースをたどると思っていた。まあ、ゼノグランシアコースの予定だったが、なんというかバスカッシュなオーラが漂いまくっていて微妙な気分に。スタッフ的な問題は無いはずなんだが。