スーパーボウル

カロライナというか、デロームは負けてしまいました。前半はさっぱりだったのですが、後半目の覚めるようなパスを連発していただけに、敗戦は非常に残念です。特に第4クォーターはすさまじく、2つのTDパスを投げたハズなんですが・・・。これで、カロライナは、今シーズン初の3点差以内の負けとなりました。

キープレイ
今回のスーパーボウルは非常な接戦となったのですが、個人的に試合を左右するポイントとなったプレイをあげたいと思います。カロライナが11点リードされた場面で、TDをとり、5点差に詰め寄った場面です。残り時間が10分以上ある局面で、カロライナは2ポイントを選択しました。結局2点は取れず、5点差のままだった訳ですが、私は2ポイントを選択すべきではなかったと思います。確かに、成功すれば3点差になり、FG一つで追いつけますが、残り時間を考えれば、NEがFGを決める可能性は十分にあり、そうなった場合2ポイントを失敗してしまえば、8点差になります。これは非常につらい点差です。2ポイントを成功していたとしても、FG決められて6点差で、TDが必要なのは変わりありませんから。ここは我慢して、4点差にすべきであったと思います。10分以上あれば、最低2回はドライブできるでしょうし(できないようであれば、この2ポイントにかかわらず試合に負けています)、4点差だったとしてもFG2回蹴れば逆転ですから。結果論になってしまいますが、このあとカロライナはもう一つTDを取り、このときも2ポイント(2点差にするのは意味がありませんから、3点差を狙った)を狙い、失敗しています。もし、最初のTDのとき、キックで4点差にしておけば、このTDで3点のリードになったでしょう。そうなれば、両チームのゲームプランは大きく違ったものとなっていたと思いますし、結果もまた違ったものになっていたかもしれません。もちろん、同じ点差でも、残り時間が5分を切っているような状況では、2ポイントが正しい選択です(実際、プレイオフセントルイスはカロライナとの試合で11点ビハインドからTDをあげ、2ポイントを選択しています。残り時間が5分を切っていましたから)。以上、個人的見解ですが、今回のスーパーボウルのキープレイについてでした。