Clacks

注目ユニット「Clacks」のセカンドアルバム「Eternal Youth」を買ったので、感想などを少し。デビューアルバムに比べ、良くなっている思う。相変わらず、あたりはずれの激しいカヴァー曲と、安定のオリジナル曲という基本コンセプトは変わっていないようなので、今回のアルバムの出来がいいと感じるは、単純にオリジナル曲の割合が上がったせいなのかも(前作は1曲だったが、今作は4曲)。お気に入りは、「威風堂々第1番」のカヴァー、「With.Mr Elger」とオリジナル「Scarlet in Andarusia」。特に、「With.Mr Elger」は例の有名なフレーズを上手に生かしつつ、かなり独自のアレンジが加えられていて、面白い。あと、このユニットのいいところは、弦楽器4本(バイオリン3本、ビオラ1本)とSaxと言う構成で、このSaxが非常にいい味を出しているところだ。普通は弦楽器4本とピアノとかにすると思うんだけど(そういえば、チェロも入っていないな・・・)、このあたりも彼らの魅力だと思う。しかし、このCDがツタヤでもアマゾンでもクラシックのコーナーにあるのはどうかと思う。ポップスからのカヴァーも多いし、普通に考えるとニューエイジのコーナーに置くべきだろう。それとも、これも、売り出す側の戦略なのかな。